Miho Yamazaki2019年2月4日読了時間: 4分「知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」久しぶりに文章を書こうと思った、批評までは行かない、思い浮かんだことの数珠つなぎを。 横浜市民ギャラリーあざみ野に長島有里枝の展示を観に行った。彼女と私は似ている部分も多いと思う。彼女はフェミニストで (確かご本人もそうおっしゃっていた)、私は、フェミニストと公言はしていな...
Miho Yamazaki2018年4月20日読了時間: 4分KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭この冬から4月中旬にかけては、本当、何だったのでしょう… 気づけばこのblogの更新も滞りがちでしたし、Facebookの皆様とも極くゆったりとしたやり取りしかできておりませんでした。申し訳なくもあり、私自身残念でもあり。...
Miho Yamazaki2017年11月17日読了時間: 2分アキノシアワセミツケタ_展覧会紹介編徒然なるままに晩秋〜初冬の気になるeventsを : これからのartということなら、距離がありすぎて参れませんが、広島市現代美術館で開かれる「交わるいと 「あいだ」をひらく術として」が気になっています。 糸という材料や縫うという行為は現代アートでこれから重要になって...
Miho Yamazaki2017年7月6日読了時間: 6分夏至祭展示振り返り_初の1部屋貸し切り展示これから暑くなる、という今このとき、1年はもう、折り返し地点を過ぎています。 夏至が過ぎ、夏至祭は終わった。 6月24, 25日の2日間にわたって、群馬県桐生市でも「夏至祭 in Kiryu」が行われていました。私はそこに出展作家のタイトルで参加し、入口付近にある「塩蔵」に...
Miho Yamazaki2017年6月4日読了時間: 4分ダヤニータ・シン展を見に東写美へこんにちは、ご無沙汰しておりました! 最近本当にじっくりと長文を書く時間が無く… 下記のダヤニータ・シン展に行ったのも1週間以上前のことだったのですが。 報道分野でキャリアを開始した彼女は今、現代アート作家と認識される立場にあり、その作品は、報道写真家としてはある意味過剰で...
Miho Yamazaki2017年5月8日読了時間: 3分東地さんに会いに行く @ SPIRAL先週末、表参道のSPIRALに行ってきた。東地雄一郎氏が2017年5月7日まで行われていたSICF18に作品を出しておられたからだ。 出展者は各々、小さなブースをあてがわれる。底面を正方形とする筒のような空間 (通路に面した側には仕切りがないので、正確には筒ではない)。その...
Miho Yamazaki2017年4月28日読了時間: 3分山崎博の発見5月10日に会期が終了する「山崎博/計画と偶然」展。もっと前に観に行っていたのです。でも、何も書けなかった。あまりにも明白で、秘密など何もなかったから。でも、それがとても豊かだった。彼の作品は、そこにただ時間があり、空間があったという事実を圧倒的な強度で伝えていました。...
Miho Yamazaki2016年9月5日読了時間: 3分西南西から南南東へこれでいい? その問いを自分に投げかけられなくなったら多分終わりで、でも これでいい。 そう肯ける瞬間も人は多分必要で。 これらの疑問文と肯定文を手に入れるために、人はおそらく出会いを求める。 先日このblogでも話題にした六甲山国際写真祭は私に問いをたくさん残してくれて、...